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立ち読みは昔から無料なのですが

2010.07.02

最近のケータイ電話は、とても直感的に動作するため、
使用者の思考を停止させるツールとなりつつあるとの意見を良く耳にします。
かくいう私のその1人なのかもしれません。
気が付くとボケっとケータイ眺めていたりする自分がいます。

私のケータイ電話の使用について、ふと気が付くのです。
月に10分も通話していないだろうことを。
殆どが、家族や友人とのメールで行われ、
電車の乗り換え案内や地図検索、お店検索、情報検索などが主流となっております。
大人でも最近は、mixiに代表されるSNSやツイッターなどで四六時中
ケータイを眺めている人が増えているそうです。

そこで私以外のケータイ使用者について調べてみたところ、
若者1番の使用は、ケータイゲームとSNSらしいです。
無料を売りにそれらの企業は、大きな収益を上げているとのことです。
無料なのに?
そうなのです。入口は、無料なのです。
つまり、体験版程度は無料ここから先は有料、
もしくは、ゲームは出来るけど、特別アイテムや便利アイテムは有料など、
ゲ―ムをすすめていくうちに欲しくなるようになっているのですね。
どうも、この始めは無料が、今のビジネスのヒントなのかも知れません。

では、本の世界では、どうなのでしょう。
本屋さんでは、立ち読みと言う習慣がありますね。
はじめすこしを読んでみて面白そうだったら、買うといったことですね。
立ち読みのできないケータイ電話では、1話目は、無料と言うもの常識化されてきています。
とても残念なことですが、そんな昔からお試しができた本は、
この読むという行為が煩わしいと感じる人々が年々増加傾向と共に
右下がりの一途を辿っております。

今年間で約1000件づつ書店が無くなってきています。
でも私は、本屋さんが好きです。
書籍の販売がネットに移行してきていると言うこともありますが、
立ち読みしたり、多くの本に囲まれる何とも言えないうれしい気持が、
いつか無くなってしまうのでしょうか。

どうでしょう
週末は、本屋で色々な本を立ち読みしてみませんか。