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誕生日に本を送りませんか

2010.07.15

不肖、私は本日誕生日になります。
特にめでたい年齢でもないのですが、
誕生日とは、つまり初めてこの世に現れた日でございまして
今回は、初めての本ついて語ってみようかと思います。

不肖、つまり親に似ない子を指します。
父親を習い、家業を継ぐことが昔は良しとされておりました。
少年時代の私は、父に似るどころか、
とても書くことのできないくらい、迷惑ばかりかけておりました。
そんな私でも子どもの頃は、純粋な幼少時代があったのです。

記憶にある限りでの初めての本、
それは幼少時に買ってもらった小学館の図鑑シリーズでした。
それも動物図鑑が特にお気に入りで
丈夫にかがってあった背表紙も開き過ぎですぐにバラけてしまい
いつもセロハンテープで補強していたものです。

誕生日や、クリスマスなどの度にその図鑑は、足されてゆき
花や、飛行機や、昆虫など多岐に揃え
最後には、かなりの冊数になりましたが、
結局いつも読んでいたのは、動物図鑑でした。

ちょうど私が、幼稚園に入園したころは
上野動物園にパンダが来たころだったのです。
パンダの前は、いつも人だかりでしたが、
当時の父は平日休みが多かくそのかいもあって
割とじっくり見られたのを記憶しております。
動物図鑑と上野動物園が、当時の私の一番の楽しみでした。

20代前半の頃、私は、仕事でアメリカにいました。
それほど知り合いのいなかった私でも
誕生日は、みんなから祝っていただき、
特に記憶に残ったのは、本を皆さんから頂いたことです。

あまり英語が得意でない私のだったからでしょうか、
写真集や絵本が多かった記憶があります。
中には、日本のよろいかぶとの写真集をくれた友人がいて、
日本人の趣味嗜好を一生懸命考えてくれたんだろうなぁと
感謝した一方、
プレイボーイとペントハウスを
綺麗にラップしてくれた友人もいました。

日本でも最近女性どうしの絵本のプレゼントなど増えてきましたね。
どんな本でも良いのかもしれません。
お勧めできる良い本を誕生に送ってみませんか。